2010年10月13日

華やかに…



お花に囲まれて幸せそうに微笑んでいるのは


私の母です(*^_^*)


若い頃に父と
子供服製造販売の会社を立ち上げ、洋裁学校で習った知識を活かし、寝る間も惜しんで、一心不乱に働きました。

少しずつ可愛いデザインと好評で母のデザインした子供服は売れていきました。

我が子にこんな服を着せたい(^-^)
という思いが、お客様の胸にも響いたんでしょうね…


工房は、大きくなり
縫い子さんも50人位雇えるようになりました。

その頃、「金の玉子」といって、地方から中学卒業したての女の子達が、寮に住まい働きに来る時代でした。


母は、そんな子達のお母さん代わり。

10人位の女の子達の食事から、小さな諍いを慰めたり…

朝早くから、夜遅くまで仕事して、私達子供の世話も手抜きなく頑張ってしていました。


特に、食べ物、栄養には気を配り、骨が丈夫になるようにと、鶏の骨付き鍋をよく作ってくれました。
後の雑炊がまた、美味しく、思えば、コラーゲンたっぷりだったんですね〜♪

野菜も、近所の人がくれたり、季節の野菜、果物、旬の茸をふんだんに食べました!


魚は、うちのお向かいさんが魚屋さんだったので、毎食、新鮮な魚が献立にありました。

小魚を毎日、食べました。

子供の頃は、ピーマンと人参が苦手。

でも、食べるまで側に付いて、わがままは許しません!

おかげで何でも食べられるようになりました。(^-^)


小学生の頃、インスタントラーメンが出回って、食べるなら絶対、野菜と一緒に食べなさい!

でないとガンになるよ!

と知識も豊富でした。

本やニュースも沢山読み、事件の詳細から危険の回避の仕方まで、教えてくれました。


参観日では 母のオシャレが自慢でした。

デザイナーやから、最新ファッション、でも、TPOはわきまえた上品ファッションでした。


一応、私も、母のデザイン服を着て看板娘。

オシャレ心が芽生え、Kireiになる事が大好きになりました。
(^-^)


仕事、オシャレ、喧嘩両成敗!

肝っ玉母さんに見える母も、時々私に、弱音を見せてました。

子供にしか、言えなかったんでしょうね…


忙しい中、祖母がガンになり、看病もプラスされ、しばしの仮眠も起こされる日々が続き、体力の限界の日々が続きました。

闘病は、何ヶ月も続き、家で看取った母は本当に泣きたかったろうと思います。


…仕事も10年位前に中国製品が安く入るようになり、オイルショックもあり、経済が落ち込み、だんだん国内製品は売れなくなりました。

他社が倒産していく中、最後まで頑張っていましたが、ついに、止めざる終えない状況になり、従業員の方達の退職金を払う為、工面しました。


…その頃、父が肺癌。
吸ってた煙草はきっぱり止めましたが、すでに遅し!


片肺を取る大手術。

思えば、この頃には、母の身体も悲鳴を上げていたのでしょう…


癌が出来始めていたのです。

私の家計は、祖母も父母も、母方の叔父、叔母も癌家計。


私は、10年前にシナジーやドクターを知りましたが、以前、二十年位前に子宮癌を経験しているので直ぐに飲み始めました!


おかげで、再発なく、健康には自信あります!


病気は、字のごとく

気が病むと書きます。


気が病むのは、ストレスからです!


もう飲んでいる方はよく解っていると思いますが、(^-^)


シナジーやドクターはその程度により、使い分け、ストレスを軽減し、良い気持ちを引き出し、前向きにしてくれます。


母の場合、もっと大変なストレスがあって、それに勝つには忘れる事→認知症しかなかったんだろうと思います。


父に毎日、あちこち連れて行って貰い
反対に身の回りの世話までしてもらって幸せだったと思います。




母は、華やかなまま逝く事。


これが、最大のご褒美だったんだろうなと思うから、悲しいなんて思いません!


みんなに慕われ、本当に華やかな人生でした。


長生きだけが能じゃない!


そんな生き方もあるんだと学びました。


これが、天寿を全うしたという事なのでしょう…(^-^)


Posted by 梓ママ at 10:57│Comments(2)
この記事へのコメント
健康が、一番ですね。

私も、若い頃から、体が弱く、

人より、体力がなく、

20歳で肺の手術を経験しています。

若いときの、6ヶ月あまりの闘病生活、

長かったです。

その他、いろいろ、小さな病気も、経験しています。

健康が、一番ですね。
Posted by いっちゃん2いっちゃん2 at 2010年10月17日 00:13
いっちゃん2さん
ほんま、健康が一番ですね。

若い時の闘病生活苦しかったでしょうけど、頑張ったんですね
だから、今のいっちゃんがあるんですね…
私も、一度、赤ちゃんの時に打った注射が原因で死にかけたそうです
覚えていませんが両親は大変だったそうです!
今も太ももに注射の跡がありますから…

かけがえのない命、助かって欲しい命、天寿を全うしたと思える命
命の形には、色々ありますね。


…いつの間にか、この仕事をしていました。
元々、お化粧品の会社なのに、水の持つ不思議さに魅せられ、多くの心や命が元気になるのを見るのが好きになりました
人間だけでなく 動物達も元気にしてあげたいと思うよ。
水は命の源だから…
Posted by 梓ママ at 2010年10月17日 01:24
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